医師確保に懸念相次ぐ、公明党 ワクチン対策会合

公明党の新型コロナウイルスワクチン接種対策本部の会合であいさつする山口代表=15日午後、東京都新宿区の党本部

 公明党は15日、コロナワクチン接種対策本部の会合を党本部で開催した。菅義偉首相が打ち出した7月末までに高齢者への接種を完了するとの目標に関し、全国の地方議員らからは、自治体が接種を担う医師や看護師の確保に苦労しているとして、懸念の声が相次いだ。

 山口那津男代表は会合で「緊急事態宣言や、まん延防止等重点措置の地域が拡大する中、高齢者への接種を円滑、迅速に進めることがコロナ対策の最重要課題だ」と強調。地方議員のネットワークを生かし、自治体が抱える課題の解決に取り組む考えを示した。

 会合にはオンラインで約1150人が参加した。


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