体操、村上が3度目Vで五輪切符 畠田瞳、平岩、杉原も代表入り

女子個人総合 段違い平行棒の演技を終え、笑顔の畠田瞳=長野市ビッグハット(代表撮影)

 体操の東京五輪代表選考会を兼ねた個人総合のNHK杯は15日、長野市ビッグハットで女子が行われ、4月の全日本選手権覇者の村上茉愛が2018年大会以来3度目の優勝を飾り、1・834点差で2位の畠田瞳、3位の平岩優奈、4位の杉原愛子が五輪の団体総合メンバーに決まった。

 全日本の得点を持ち点に争われた。村上は段違い平行棒でミスが出たが、全日本と合計168・030点をマークし、杉原とともに2大会連続の代表入り。1992年バルセロナ五輪男子団体総合銅メダリストの好章氏を父に持つ畠田瞳、平岩は初の五輪切符をつかんだ。5位の寺本明日香は3大会連続の五輪出場を逃した。


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