模造切手販売疑いで書類送検 7都府県の8人、警視庁

警視庁が押収した模造切手=14日午前、警視庁高輪署

 菱川師宣の「見返り美人図」の図柄などの切手に似せた模造品を販売したとして、警視庁保安課は14日、郵便切手類模造取締法違反の疑いで、7都府県の40〜75歳の男性8人を書類送検した。保安課は入手先などを調べている。

 同課によると、切手の中には1枚5千円で売買されたものもあり、8人のうち、横浜市の古物商の男性(53)は最近3年間で約1千万円の利益を得ていたとみられる。

 8人の書類送検容疑は2019年3月〜今年1月、インターネットオークションなどで、それぞれ複数枚の模造切手を2千〜54万7265円で販売した疑い。


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