2021年5月12日 08:59 | 無料公開
アップルのロゴ=2016年、サンフランシスコ(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】米アップルは11日、2020年に不正コピーなど問題のある100万本近い新規アプリの配信を拒否したことを明らかにした。アップデートにより問題が生じた既存アプリ100万本も更新拒否や削除で対応。こうしたアプリ市場の監視で、ユーザーを15億ドル(約1600億円)超の不正取引から保護したとしている。
配信を拒否したアプリには、他のアプリを不正にコピーしたものや、スパムなど隠された機能が含まれていたり、ユーザーの個人情報を必要以上に要求したりするものがあったという。
アップルは「ユーザーと開発者のために努力を続けている」とコメントした。