高齢者「親しい友人なし」3割 4カ国調査で日本が最大

親しい友人がいない60歳以上の人の割合

 日本、米国、ドイツ、スウェーデンの高齢者を対象に実施した内閣府の国際比較調査で、日本の高齢者は約3割が親しい友人がいないと回答し、4カ国の中で割合が最大だったことが12日、分かった。近所付き合いの希薄さも目立っており、高齢者の孤独防止対策が急務となっている。

 昨年12月〜今年1月、4カ国の60歳以上に調査。約5千人が回答し、うち日本人は1367人。

 家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人がいるかを尋ねたところ、日本は31・3%が「同性、異性のいずれもいない」を選んだ。他は米国14・2%、ドイツ13・5%、スウェーデン9・9%。


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