ワクチン・サミットは来月2日 日本と国際組織共催、菅首相出席

 加藤勝信官房長官は11日の記者会見で、途上国への新型コロナウイルスワクチンの普及に向けて国際組織と共催する首脳級会合(サミット)について、6月2日にオンラインで開催すると発表した。菅義偉首相と茂木敏充外相が出席するとも明らかにした。ワクチンを共同出資・購入して途上国にも行き渡らせる国際枠組み「COVAX(コバックス)」への出資の拡大を目指す。

 外務省によると、バイデン米大統領やドイツのメルケル首相、英国のジョンソン首相らに参加を呼び掛けている。加藤氏は会見で「必要とする資金目標を達成できるよう、最大限取り組みたい」と意欲を示した。


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