イスラエル、ガザ空爆を継続 死者23人、負傷者100人超に

11日、イスラエル軍の空爆を受け、パレスチナ自治区ガザに立ち上る黒煙(ロイター=共同)

 【カイロ、エルサレム共同】イスラエル軍は11日未明、前日に続きパレスチナ自治区ガザを空爆した。ガザ保健当局によると、空爆による死者は子ども9人を含む23人に増え、負傷者は100人超に上った。ガザを実効支配するイスラム組織ハマスもロケット弾を発射し、双方の応酬が続いた。

 イスラエル軍によると、これまでにガザから200発以上のロケット弾がイスラエルへ撃ち込まれた。イスラエル公共放送KANは中部アシュケロンのイスラエル人19人が病院に搬送されたと伝えている。

 アラブ連盟はパレスチナからの要請を受け、11日にオンラインの緊急会合を開く。


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