PCR検査名簿を誤送信、鳥取 関係ない会社に

 鳥取県は11日、米子保健所が新型コロナウイルスのPCR検査対象者の名簿を、検査とは関係のない会社に誤送信したと発表した。受検者の平仮名の氏名と検体番号が記載されていた。悪用されたとの情報はない。

 米子保健所によると、10日午後3時ごろに担当職員が民間の検査会社にメールで名簿を送ろうとしたが、パソコンに不具合があり、担当ではない職員に送信を依頼した。同4時半ごろ、検査会社から「名簿が来ない」と連絡があり、誤送信に気付いた。送信した職員が誤ったメールアドレスを入力し、複数の職員による確認をしていなかったのが原因。


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