2021年5月11日 16:11 | 無料公開
ラーム・エマニュエル氏(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】英紙フィナンシャル・タイムズ電子版は11日、バイデン米大統領が駐日大使にオバマ元大統領の首席補佐官を務めたラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)を月内にも指名すると報じた。複数の関係者の話としている。
バイデン政権は中国を世界の覇権を争う「唯一の競争相手」と位置付け、同盟国の日本にも強い姿勢を求めている。バイデン氏が正式に指名して上院が承認すれば、エマニュエル氏は対中戦略の最前線となる日本で日米同盟の一層の強化を担うことになる。
エマニュエル氏は下院議員を経て2009〜10年に大統領首席補佐官、11〜19年にシカゴ市長を務めた。