北極科学大臣会合が声明 観測の国際連携など

 米国やロシア、欧州連合(EU)、先住民団体など34の国や地域、団体が参加する第3回「北極科学大臣会合」は9日、観測の国際連携の強化や、得られたデータの共有などをうたった共同声明を発表した。

 「持続可能な北極のための知識」をテーマに議論した。日本は北極域研究船を新たに建造して観測を強化し、若手人材を育成すると呼び掛けた。

 会合は日本とアイスランドの共催で8、9日に東京で開催。感染症対策のため、多くはオンライン参加となった。


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