愛知、飲食店納入業者へ支援検討 高齢者施設で検査強化も

 愛知県は8日、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言発令決定を受けた感染症対策会議を開いた。大村秀章知事は飲食店への休業、時短営業要請で影響を受ける納入、取引業者への支援を検討する考えを示した。クラスター防止のため高齢者施設での検査強化も打ち出した。

 会議で、中部経済連合会の小川正樹専務理事が「飲食店だけでなく納入業者などへも手厚い支援をしてほしい」と指摘。大村知事は「飲食業を取り巻く業者への支援をなんらかの形で検討している」と明らかにした。

 高齢者施設のクラスター防止策として、月に1回だった職員らのPCR検査を週1回に増やす方針を決定した。


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