明日から夏場所、土俵祭り開く 3日目まで無観客

東京・両国国技館で行われた大相撲夏場所の土俵祭り=8日

 大相撲夏場所初日を翌日に控えた8日、会場となる東京都墨田区の両国国技館で土俵祭りが営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方衆、行司らが参加して15日間の安全を祈願した。新型コロナウイルス対策として、21場所ぶりに大関復帰の照ノ富士ら力士は参加しなかった。

 夏場所は緊急事態宣言発令に伴い、11日の3日目までは無観客開催。東京都で大規模イベントの人数制限が緩和される12日の4日目以降は上限約5千人の観客を入れる。

 3場所連続で行った親方、力士ら全協会員対象のPCR検査では初めて全員が陰性だった。一人横綱の白鵬は6場所連続で休場する。


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