夏場所、4日目以降観客受け入れ 相撲協会、人数制限緩和で

両国国技館

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は7日、大相撲夏場所(9日初日・両国国技館)4日目の12日から定員の半分ほどに当たる上限約5千人の観客を入れて実施すると発表した。東京都で大規模イベントの人数制限が緩和されたことを受けての措置。入場券販売は4月27日に停止しており、追加販売は行わない。

 延長が決まった緊急事態宣言の従来の期限だった11日の3日目までは無観客での開催が決定している。芝田山部長は宣言延長への対応を8日以降に決めるとしていたが、判断を前倒しした。「緩和してもらってありがたい。まん延しているので、気を配って開催していきたい」と話した。


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