配信料、投げ銭で前座を支援 小痴楽が落語会企画

リモート落語会「前座応援会」を企画した柳亭小痴楽

 苦しむ前座に投げ銭と活躍の場を―。新型コロナウイルス禍で寄席などでの仕事がなくなった落語家を支援しようと、一昨年に真打ちに昇進した若手落語家、柳亭小痴楽が企画したリモート落語会「前座応援会」が8、9の両日開かれる。

 講談も含め前座15人が出演し、視聴者が払う投げ銭込みの配信料を前座で分け合うという仕組み。小痴楽は「修業中の前座を応援してください」と呼び掛けている。

 東京都内のビルの1室を会場に、計4公演を無観客で開催。小痴楽や桂宮治ら落語芸術協会の若手真打ち4人がトリを務める。配信料は千〜1万円の6コース。視聴方法など詳細は「前座応援会」公式サイトで。


  • LINEで送る