659力士、全員陰性 場所前検査で初の陽性なし

 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は6日、東京都墨田区の両国国技館で9日に始まる大相撲夏場所に向け、659人の力士が新型コロナウイルスのPCR検査を受けて全員が陰性だったと発表した。3日に検査結果が判明した親方や行司らと合わせ、約900人の全協会員が陰性となった。

 本場所開催の安全性を高めるため、全協会員への場所前のPCR検査が1月の初場所から3場所連続で行われた。陽性者がいなかったのは今回が初めて。芝田山部長は「協会員が感染予防対策に対して、一生懸命取り組んで協力してくれている一つの証しだと思う」と話した。


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