東京、緊急宣言の延長要請方針 小池知事「感染状況厳しい」

東京都の新型コロナウイルス対応について説明する小池百合子知事=6日午前、都庁

 東京都が新型コロナウイルスの緊急事態宣言の期限延長を求める方針で検討を進めていることが6日、関係者への取材で分かった。同日午後のモニタリング会議で専門家の意見を踏まえて判断する見通し。

 小池百合子知事は5日夜に都庁で報道陣の取材に応じた際、宣言の期限を今月11日に控えた都内の感染状況について「なかなか厳しい状況が続いていると考えざるを得ない」と述べ、延長の必要性については6日開催のモニタリング会議で協議する意向を示した。

 小池氏は最近の発熱相談件数が2千件台で推移し、4日は2500件に上ったとして「新規感染者数との関連性が如実に表れる数字だ」と指摘した。


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