成田空港の一部施設再開へ コロナで昨年4月から閉鎖

成田空港。奥が第2ターミナル=2018年

 成田国際空港会社(NAA)が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年4月から運用エリアを制限していた成田空港第2ターミナルで、閉鎖施設の一部を近く再開する方向で検討していることが6日、関係者への取材で分かった。政府の対応も踏まえ再開時期を判断する。

 関係者によると、再開するのは第2ターミナルの「サテライト」と呼ばれるエリアの一部。到着客の増加などを見据えた措置という。

 NAAは昨年4月、新型コロナ感染拡大による発着回数の大幅減と、政府の緊急事態宣言を受け、第1、第2ターミナルの一部を閉鎖。AとBの2本ある滑走路のうち、B滑走路も約3カ月閉鎖していた。


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