今年も硫黄島で米空母艦載機訓練 防衛省に連絡、5〜15日に

 防衛省は4日、米海軍横須賀基地(神奈川)に配備されている原子力空母「ロナルド・レーガン」の艦載機が東京・小笠原諸島の硫黄島で5〜15日、陸上空母離着陸訓練(FCLP)をすると発表した。在日米軍司令部から連絡があった。パイロットが空母に着艦する資格を取得するためのもので、硫黄島の滑走路を甲板に見立てる。本土の基地周辺の騒音に配慮し、例年5月ごろ、硫黄島で実施している。

 防衛省によると、訓練には艦載機として岩国基地(山口)に配備されているFA18戦闘攻撃機など固定翼の全5機種、計約40機が参加。午前11時から午前3時までが訓練時間となる。


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