KADOKAWAが最高利益 ゲームや書籍が好調

 KADOKAWAが30日発表した2021年3月期連結決算は、売上高が前期比2・6%増の2099億円、営業利益が68・5%増の136億円と、いずれも過去最高を記録した。純利益は96億円。ゲーム事業や書籍事業が伸びたことなどが要因。

 同社によると、書籍は新型コロナウイルス禍によって新刊の発行に一時影響が出たが、人気シリーズのコミックスやライトノベル、児童書が好調。返品率の改善で営業利益が膨らんだ。

 電子書籍は海外向けの売り上げが大幅に増えた。ゲーム事業では世界的な市場拡大を背景に、販売が増加した。


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