JR特急8時間超立ち往生 福岡で架線切れ、5万人に影響

 23日午後0時40分ごろ、JR鹿児島線海老津(福岡県岡垣町)―東郷(同県宗像市)間で停電が発生し、上り線の博多発大分行き特急ソニック23号(7両編成)が停車した。付近で架線が切れていた。復旧作業に8時間以上かかり、上りは午後9時20分ごろ運転を再開した。

 JR九州によると、この間特急が上下計28本、普通列車が計77本運休するなどし、約5万人に影響した。停車した特急の乗客128人は、午後3時半ごろバスで代替輸送した。体調不良を訴えた人はいないという。下りは午後3時20分ごろに運転を再開した。

 特急の3号車の窓ガラスにひび割れがあるのも見つかった。


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