沖縄・宮古島の聖火リレー中止 代替なし、重点措置受け

 東京五輪聖火リレーの沖縄県実行委員会は23日、新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が適用される宮古島市で、5月2日に公道で予定していたリレーを中止すると発表した。代替措置は取らず、イベントも実施しない。市が実行委に中止を求め、大会組織委員会の了承を得た。

 同様に重点措置の対象地域が含まれる沖縄本島では、公道の代わりに式典会場2カ所でリレーを行う。実行委は、不要不急の外出自粛が求められる中、宮古島市を走る予定だったランナーが、代替措置としてこのリレーに参加するため本島と行き来するのは適当でないと判断した。離島の脆弱な医療体制も考慮した。


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