佐伯市長の再選協力依頼か、大分 公選法違反容疑の副市長

大分県佐伯市役所で記者会見する田中利明市長=23日午後

 11日投開票の大分県佐伯市長選を巡る公選法違反事件で、副市長の菅隆久容疑者(61)が市職員に投票協力を依頼した立候補予定者が、再選した田中利明市長(69)だった疑いがあることが23日、複数の関係者への取材で分かった。田中氏は同日市役所で記者会見し「関与していない」と説明した。

 市長選には田中氏のほか新人3人が立候補。このうち元小学校教諭の女性候補(64)は、市職員の一部が加入する労働組合が支援した。

 関係者によると、協力の依頼先は組合に入っていない部長や課長ら市幹部だったとみられる。県警は組合の影響力が及ばない市幹部を取り込む狙いがあったとみている。


  • LINEで送る