平塚らいてうの未公開日記発見 「平和問題に女性の声を」

平塚らいてうの未公開日記で平和問題について書かれた部分

 女性解放運動家の平塚らいてう(1886〜1971年)が戦後、平和問題に女性が声を上げるべきだとの強い思いをつづった未公開の日記が見つかったことが21日、共同通信の取材で分かった。日記の一部の複製は今月24日から長野県上田市の資料館「らいてうの家」で公開される。らいてうが死去して5月24日で半世紀。保管していた遺族は「平和への思いに触れてほしい」と話す。

 日記は48〜50年の日付。50年4月13日には「平和問題、講和問題について、婦人の総意を代表する声明を国内及び国外に、今こそしなければならない〇〇(判読不能)だとこの数日しきりに思ひ悩む」と記載していた。


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