イングランド勢が撤退表明 欧州の新リーグ構想、反発受け

リバプールの本拠地アンフィールドに掲げられた欧州スーパーリーグへの参加に抗議する横断幕=20日(AP=共同)

 【ロンドン共同】サッカーの強豪12クラブが創設に合意した欧州スーパーリーグへの参加を表明していたイングランド・プレミアリーグの各クラブが20日、一転して撤退表明した。強い反発を招いた新リーグは、合意発表から2日で早くも骨抜きの様相を呈している。

 不参加を発表したのはマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナル、マンチェスター・シティー、トットナムで、英メディアによるとチェルシーも撤退するという。創設合意の直後から批判が殺到し、国際サッカー連盟や欧州サッカー連盟は参加クラブの選手をワールドカップ(W杯)など主催大会に出場禁止とする方針を示していた。


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