2021年4月21日 08:47 | 無料公開
リバプールの本拠地アンフィールドに掲げられた欧州スーパーリーグへの参加に抗議する横断幕=20日(AP=共同)
【ロンドン共同】サッカーの強豪12クラブが創設に合意した欧州スーパーリーグへの参加を表明していたイングランド・プレミアリーグの各クラブが20日、一転して撤退表明した。強い反発を招いた新リーグは、合意発表から2日で早くも骨抜きの様相を呈している。
不参加を発表したのはマンチェスター・ユナイテッド、リバプール、アーセナル、マンチェスター・シティー、トットナムで、英メディアによるとチェルシーも撤退するという。創設合意の直後から批判が殺到し、国際サッカー連盟や欧州サッカー連盟は参加クラブの選手をワールドカップ(W杯)など主催大会に出場禁止とする方針を示していた。