2021年4月20日 21:02 | 無料公開
国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一飛行士(画面)と笑顔で交信する菅首相=20日夜、首相官邸
国際宇宙ステーションに長期滞在中の野口聡一飛行士は20日、菅義偉首相と交信し、日本が協力する米国主導の月探査計画について「世界中の国が一丸となって進める大きなプロジェクト。いつか月面で各国の飛行士とハンバーガーを食べながら話ができる日が来るのではないか」と、ユーモアを交えて語った。
交信は日本実験棟「きぼう」と首相官邸をつないだ。有人宇宙探査の意義について問われ、野口さんは「科学技術の発展や外交的な意義はもちろん、未来の繁栄に向けた投資だ。次の世代を担う人材を育てる意味でも意義がある」と話した。