東京、週内に緊急宣言要請を判断 コロナ、変異株で感染悪化

 東京都が新型コロナウイルスの変異株などによる感染状況の悪化を踏まえ、政府に緊急事態宣言を要請するかどうかを今週後半に判断する見通しとなったことが19日、関係者への取材で分かった。大型連休を控え、人出の状況や感染者数の推移を総合的に見極める方針。

 都内はまん延防止等重点措置が適用された後も人出の減少が見られておらず、感染者が徐々に増加を続けている。小池百合子知事は18日夜に「先手の対応が不可欠だ」と述べていた。


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