東証、午前終値は2万9748円 一進一退、コロナ懸念も

東京証券取引所=東京都中央区

 週明け19日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は一進一退の展開となった。国内の新型コロナウイルス感染再拡大で企業活動に悪影響が広がるとの懸念から、朝方は下げ幅が一時100円を超える場面もあった。その後は買い戻しの動きも出て、もみ合った。

 午前終値は前週末終値比64円73銭高の2万9748円10銭。東証株価指数(TOPIX)は1・51ポイント高の1962・38。

 16日の米ニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が過去最高値を更新するなど、米国の景気回復への期待は買い材料となったが、国内のコロナ新規感染者の増加に対する警戒感が根強い。


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