大阪のカニオブジェ、破損認める ミナミ、男性2人謝罪し弁償

壊されたカニ料理店前のオブジェ=5日、大阪・ミナミ

 大阪市中央区の繁華街ミナミで5日未明、カニ料理店「大阪かに源道頓堀店」前にあったカニのオブジェが壊された事件で、20代の男性2人が店を訪れて壊したことを認め、謝罪していたことが18日、店への取材で分かった。

 店によると、2人は8日に謝罪に訪れ、その後、オブジェの制作費165万円を弁償した。店は、被害届の取り下げを申し出たという。

 店の運営会社の武田源社長は18日、2人から「この近くで働いていたが、新型コロナウイルスのせいで店を首になり、むしゃくしゃしてやりました」と謝罪されたと明かした。

 南署が器物損壊容疑で捜査していた。


  • LINEで送る