首相米到着、首脳会談へ 中国対応、コロナ巡り協議 北朝鮮の核・ミサイルも

米ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に到着した菅首相=15日(共同)

 【ワシントン共同】菅義偉首相は米東部時間15日夜(日本時間16日午前)、ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地に政府専用機で到着した。バイデン米大統領と16日午後(同17日未明)、初めて対面で会談する。米国との対立が鮮明になっている中国への対応を協議。新型コロナウイルス対策や気候変動問題での協力を申し合わせる。北朝鮮の核・ミサイル開発問題でも緊密連携を図る。会談後、共同記者会見に臨み、共同文書の発表も予定している。

 バイデン政権高官は15日、電話記者会見し、台湾海峡の問題に関し「中国や台湾海峡について深く話す」と指摘。共同文書に明記したい意向を示した。


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