子育て給付金、6月下旬以降 両親そろう世帯、厚労省

 新型コロナウイルス禍で生活が困窮する子育て世帯への給付金のうち両親がそろう世帯への支給は、早い自治体でも6月下旬となることが15日、厚生労働省への取材で分かった。住民税非課税世帯が対象で、子ども1人当たり5万円。支給実務は自治体が担っており、人口が多い自治体では7月中下旬となる見通し。

 政府はこれまで2回、児童扶養手当を受給するひとり親世帯を対象に給付している。ひとり親世帯は5月に児童扶養手当と合わせて支給することがすでに決まっている。

 一方、両親がそろう世帯に対しては、今回初支給。対象となる住民税非課税かどうかは、6月に確定する20年の所得で判定する。


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