大阪府の聖火リレー終了 代替コース、異例の2日間

大阪府吹田市の万博記念公園で、太陽の塔の前を走る聖火ランナー。同府での聖火リレーは、新型コロナウイルス感染拡大で公道の走行を中止し、公園内のコースを周回する異例の形で行われた=14日午後

 東京五輪の聖火リレーは14日午後も、大阪府吹田市にある万博記念公園の代替コースで続き、最終ランナーがゴールした。新型コロナウイルス感染拡大で公道の走行を中止した大阪府の異例のリレーは2日間の日程を終えた。

 最終ランナーとしてトーチを掲げたのは、日本がボイコットした1980年モスクワ五輪に水泳選手として出場を目指していた会社員島津真理さん(58)=大阪市住吉区。「当時はいろいろなことがあり出場できなかったが、それでもオリンピックが大好き。チャンスがあるなら、少しでも関わりたい」とランナーに応募した。


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