ガソリン、2週ぶり値上がり 全国平均150円40銭

ガソリンスタンド=東京都内

 経済産業省が14日発表した12日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、5日時点の前回調査と比べて10銭高い150円40銭だった。2週ぶりに値上がりした。

 調査した石油情報センターによると、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国による連合体「OPECプラス」が、新型コロナウイルスのワクチン普及を背景に原油の需要回復に楽観的な姿勢を示し、価格の上昇が小売価格に転嫁された。来週は欧州などでの感染再拡大による世界経済の低迷から、小幅な値下がりを予想した。

 ハイオクは161円10銭、軽油は130円50銭で、ともに前週から横ばい。


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