大関正代「守りに入らない」 かど番の夏場所へ稽古

稽古で汗を流す正代=東京都墨田区の時津風部屋(代表撮影)

 3月の大相撲春場所で負け越した大関正代が13日、東京都墨田区の時津風部屋での稽古後に報道陣の代表取材に応じ「守りに入らないように元気よくできたらいい」と、2度目のかど番となる夏場所(5月9日初日・両国国技館)を見据えた。

 この日はすり足などの基本運動を中心に汗を流した。幕下以下と相撲を取る稽古は10日から再開しており、19日からの合同稽古への参加にも意欲を示した。

 先場所は3連敗を2度喫するなど精彩を欠いたこともあり、故郷への帰省も取りやめた。巻き返しに向け「当たってからの、さらにもう1歩が出せていなかった」と本来の馬力復活を目指す。


  • LINEで送る