ケイコ氏、決選進出濃厚 ペルー大統領選2位通過か

11日、ペルーの首都リマの所属政党本部で、演説中に夫と抱き合うケイコ・フジモリ氏(中央)(ロイター=共同)

 【サンパウロ共同】南米ペルーで大統領選が11日投開票され、民間調査会社による12日までのサンプル集計によると、フジモリ元大統領(82)の長女ケイコ氏(45)が得票率14・5%で2位となり、上位2者による6月6日の決選投票に進む可能性が濃厚となった。18候補のうち誰も第1回投票で当選に必要な過半数は得票できない見通し。

 同集計で首位に立ったのは急進左派の小学校教師カスティジョ氏(51)で18・1%。3位は右派の企業家ロペスアリアガ氏(60)で12・2%。一方で選挙管理当局による開票率は約52%で、ケイコ氏は12・89%を得票して3位になっている。


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