コロナ患者が一時行方不明、栃木 病室窓から抜け出す

 栃木県は11日、新型コロナウイルスに感染し、県北部の病院に入院中だった60代男性患者が抜け出し、一時行方不明になったと発表した。男性は約4時間後に保護された。外出理由や立ち寄り先など、男性から話は聞けていないが、県は「店舗への立ち寄りや人との接触は確認されておらず、感染の広がりはないと考えている」としている。

 県によると、11日午前4時半ごろ、男性が着けていた医療機器の警告音が鳴り、駆け付けた看護師が、病室の窓から出て行くのを目撃。病院職員や警察官らが捜索し、同8時半ごろ、病院から十数キロ離れた河川敷で発見した。


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