新型コロナ、厚労省が指標公表 宮城などステージ4相当

仙台市内の繁華街をマスク姿で歩く人たち=10日午後

 厚生労働省は10日までに、新型コロナウイルスの感染状況を示す指標を公表した。人口10万人当たりの1週間の新規感染者数は、感染拡大を受けた「まん延防止等重点措置」が既に適用された宮城、大阪、兵庫で10万人当たり25人を超えてステージ4(爆発的感染拡大)相当となった。

 関西では感染力が強いとされる変異株が拡大しており、重点措置の対象地域を中心に厳しい感染状況が続いている。

 このほかにステージ4相当だったのは奈良と、12日から適用される沖縄。沖縄と共に適用となる東京と京都は同15人以上のステージ3(感染急増)相当だった。山形はステージ3相当から2相当になった。


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