新東名、御殿場の7キロ開通 静岡―山梨のアクセス向上

新東名高速道路の御殿場ジャンクション―新御殿場IC間の一般開放に先立ち開かれた開通式で、新御殿場ICを走る車両=10日正午ごろ、静岡県御殿場市

 静岡県御殿場市の新東名高速道路の御殿場ジャンクション―新御殿場インターチェンジ(IC)間、7・1キロが10日、開通した。御殿場市と山梨県の東富士五湖道路方面をつなぐ国道138号のバイパス5・2キロも同時に開通し、静岡―山梨両県間のアクセス向上や、御殿場市周辺で多発する渋滞の解消が期待される。

 バイパスと新御殿場ICは連絡路で接続する。中日本高速道路によると、新東名とバイパスの開通によって、神奈川県の箱根や静岡県の伊豆、山梨県の富士五湖周辺など、3県の観光地を巡る周遊ルートの利用増加が見込まれる。


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