触れる金のしゃちほこ10日から 7月11日まで、名古屋・栄

名古屋城天守から16年ぶりに地上に下ろされ、名古屋市中心部・栄で展示される「金のしゃちほこ」=9日午後

 名古屋城天守から16年ぶりに地上に下ろされた「金のしゃちほこ(金しゃち)」に触ることができる特別展覧の開会式が9日、会場となる名古屋市中心部・栄の「ミツコシマエ ヒロバス」であった。期間は10日〜7月11日で、入場料は小学生以上500円。

 市によると、今の2代目金しゃちが城外で長期展示されるのは初めて。雌雄一対でそれぞれ高さ約2・6メートル、重さ約1・2トン。雌雄で顔つきや姿が異なる。先代の金しゃちは1945年に戦禍で焼失した。

 市は破損や盗難に備え5億円の保険をかけた。会場では手指を消毒した後、雄の頭に触れることができる。


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