国内のコロナ感染、計50万人超 変異株拡大、第4波本格化の様相

東京・池袋駅前をマスク姿で歩く人たち=9日午後

 国内の新型コロナ感染者が9日、累計50万人を超えた。2月上旬に40万人に達してから約2カ月で10万人増える速いペースが続く。「まん延防止等重点措置」の適用対象地域を含む関西では、感染力が強いとされる変異株が広がり、東京でも感染者が増加傾向を示す。9日は全国で3日連続3千人超となる3454人の感染者が確認され、「第4波」が本格化する様相が強まっている。

 国内の感染者は昨年1月に初めて確認された。共同通信の集計で10万人を超えたのは10月29日。春の第1波と夏の第2波を経て、第3波に差し掛かった時期だ。その後、感染が拡大して12月下旬に20万人を突破した。


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