京都御所で春のイベント 「葵祭」の牛車、ふすま絵も公開

京都御所で公開されている牛車(宮内庁京都事務所提供)

 宮内庁は、京都御所(京都市)で春の特別イベント「宮廷文化の紹介」を開催している。京都三大祭りの一つ「葵祭」で使われる牛車や、人形と調度品を使って再現した儀式の様子、生け花などを見て回ることができる。11日まで。

 期間中は「紫宸殿」の正面近くを通る特別ルートが設けられ、参観者は「御学問所」下段の間のふすま絵「岳陽楼図」のほか、紫宸殿では即位の礼に使われる高御座や御帳台も見られる。

 開門は午前9時、閉門は午後5時(入門は午後4時20分まで)。参観は無料だが、新型コロナウイルスの感染予防対策として、1時間当たり約600人(1日約5千人)限定となっている。


  • LINEで送る