変異株、新たに208人 厚労省集計、38都道府県

 厚生労働省は7日、感染力が強いとされる新型コロナウイルス変異株の感染者が6日までの1週間で、国内で新たに208人確認されたと発表した。国内の感染者数は計886人で、38都道府県に広がった。空港検疫ではこれまでに152人が報告されており、合計は1038人になった。

 また国立感染症研究所の分析で、英国由来の変異株の感染力が約1・3倍高まっている可能性があることが判明した。

 変異株は地域別では大阪と兵庫で突出して多く、大阪は75人増えて計205人、兵庫は16人増えて計197人。そのほか北海道は22人増えて計60人、千葉は17人増の計38人など。


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