生ビールサービス5月開始 アサヒ、家庭向け強化

家庭用専用サーバーの使い方を実演するアサヒビール社員=7日午後、東京都内

 アサヒビールは7日、生ビールサービス「ドラフターズ」の会員募集を始めたと発表した。5月25日から提供する。家庭用の専用サーバーを貸し出し、工場直送の「スーパードライ」の生ビールを楽しんでもらう。新型コロナウイルスの影響で拡大する家飲み需要の取り込みを強化する。

 キリンビールも既にこうしたサービスを始めている。各社は業務用の苦戦が続く中、サーバーや糖質ゼロ商品などで家庭での消費活性化につなげたい考えだ。

 アサヒの「ドラフターズ」は、きめ細かい泡が作れる専用サーバーを貸し出し「スーパードライ」の2リットルのたるを毎月2回、定期配送する。月額料金は7980円。


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