米2社のワクチン、有効性90% 4千人分析、CDC発表

 【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)は29日、米ファイザー製と米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの有効性について、2回接種から2週間を経た人で感染を防ぐ有効性は90%だったとする分析結果を発表した。昨年12月以降、最優先で接種した国内6州の医療従事者や未接種の人など約4千人を分析した。

 実用化前の大規模な臨床試験では、いずれも発症率を95%程度減らす有効性を確認していた。今回は参加者に毎週、PCR検査をしてもらい、発症ではなく感染自体の予防効果を評価した。1回接種でも、2週間後に80%の効果があったとしている。


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