鎌倉の刺殺事件、少年は失血死 胸に致命傷、神奈川県警

少年が切り付けられた現場付近の路上=27日、神奈川県鎌倉市

 神奈川県鎌倉市の路上で27日、横浜市瀬谷区の高峰常さん(18)が殺害された事件で、県警は29日、司法解剖の結果、死因は胸を刺されたことによる失血死と明らかにした。ほぼ即死とみられる。県警は殺人容疑で、現場から乗用車で逃走した男3人の行方を追っている。

 県警によると、高峰さんの胸や背中に刺し傷が3カ所あった。うち胸の1カ所は傷の深さが10センチ以上で心臓に達しており、致命傷になった。抵抗した際にできる防御創はなかった。

 現場近くの植え込みで見つかった刃物に、血痕のようなものが付着していたことも判明した。


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