9日目、高安が1敗首位を堅持 照ノ富士と千代の国が2敗追走

阿武咲(手前)を攻める高安。はたき込みで下す=両国国技館

 大相撲春場所9日目(22日・両国国技館)小結高安が阿武咲を冷静にはたき込んで勝ち越しを決め、1敗で単独首位を堅持した。大関復帰を目指す関脇照ノ富士は妙義龍を力強くきめ出して7勝目を挙げた。

 3大関は朝乃山が志摩ノ海を寄り切って連敗を2で止め、6勝3敗とした。かど番の貴景勝も小結御嶽海を押し出して6勝目。正代は小結大栄翔に押し出されて黒星が一つ先行した。先場所覇者の大栄翔は4勝目。

 高安を追う2敗は照ノ富士と平幕千代の国で変わらず。十両は炎鵬が2敗で単独トップに立った。


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