尾車部長「春場所中止はない」 濃厚接触者は途中休場に

東京・両国国技館の土俵と客席

 日本相撲協会の尾車事業部長(元大関琴風)は13日、大相撲春場所(14日初日・両国国技館)で力士ら協会員が新型コロナウイルスに感染した場合、濃厚接触者は途中休場の措置を取って開催を続行すると明言した。報道陣の電話取材に「場所自体を中止にすることはないと思う」と話した。

 首都圏1都3県に発令されている緊急事態宣言が場所中に解除されても、観客の上限約5千人など運営方式は変わらず、国技館で当日券の窓口販売も実施しない。力士の支度部屋でのマスク着用など基本的な感染防止策を徹底し「緊急事態宣言中なのでお客さんの感染がないように一層注意して運営していきたい」と述べた。


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