鶴竜の進退は本人一任へ また休場も、理事長見解

 大相撲で5場所連続休場が決まった横綱鶴竜について師匠の陸奥親方(元大関霧島)は12日、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)から進退の決断は横綱本人に一任すると伝えられたことを明らかにした。春場所(14日初日・両国国技館)休場報告の際、理事長から「(進退は)本人が決めること」と告げられたという。

 師匠によると、八角理事長は場所直前で負傷が目立つことを不安要素として指摘したという。35歳の鶴竜は進退を懸けて春場所出場を表明していたが、左脚負傷で一転休場。11日には師弟で進退問題を協議し、横綱が現役続行を希望した。


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