試合当日の検査を検討 コロナ対策でJリーグ

Jリーグの村井満チェアマン

 Jリーグの村井満チェアマンは8日、試合当日に新型コロナウイルスの陽性者が出たクラブに対し、ただちに試合会場で選手らへの検査実施を検討する考えを示した。オンラインでの実行委員会後に「濃厚接触の範囲や全体像が見えない時に、オンサイト(会場)での判断が極めて重要になる。できれば早く実践したい」と説明した。検査手法には複数の案がある。

 3日にはG大阪の選手ら5人の陽性が判明し、その夜の名古屋戦を直前で中止した。同様の事態が起きた場合でも安全な開催方法を探る意向で、この日午前のプロ野球と連携した対策連絡会議で専門家から助言を得た。


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