上野のパンダ、交尾を確認 シャンシャンに続く子どもを期待

雌のジャイアントパンダ、シンシン(東京動物園協会提供)

 東京都と東京動物園協会は6日、上野動物園で飼育しているジャイアントパンダの雌シンシンと雄リーリーによる交尾を確認したと発表した。2頭はいずれも15歳で、2017年2月以来、約4年ぶりの交尾。同年6月に生まれた雌のシャンシャンに続く子どもの誕生に期待が高まりそうだ。

 園の担当者は「希少動物であり、今後無事に妊娠、出産に至ればこの上ない。見守っていただきたい」と話している。

 園によると、2月下旬からシンシンに続いていた発情の兆候が6日夕に強く表れていると判断。リーリーに引き合わせると互いが頻繁に鳴き声を交わし、同居させると間もなく交尾が確認されたという。


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